英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part15
第9回「造作工事

次々とイギリス建材が取り付けられていきます!
こちらは石膏のモールディング。
彫りの深い美しいディテールと、石膏ならではの優しい質感は、
見る者をうっとりさせます。
廻り縁の下にはピクチャーレールを廻し、その上下で仕上げを変えます。
上部は白い塗装、下部はウィリアムモリスの壁紙が貼られます。


こちらは石膏製のシーリングメダリオン。
最近は、メダリオンにも素材はいろいろありますが、やはり石膏で出来たものは、
陰影具合も上品で、断然美しいです。


玄関ドアを開けるとまず目に入るのが、どっしりとしたイギリス製の階段です。
Iが、「イギリスの玄関を象徴するアイテム」として特に楽しみにされていたものの一つです♪独特のぽってり感が何とも魅力的です。
写真は未塗装ですが、今からオイルステインで Iリクエストのミディアムブラウンに塗装されます。木目が引立ち、ぐっと美しい仕上がりになります。



マントルピースと、両サイドの本棚付きキャビネットが付きました。
すべて木目を活かすオイルステインで渋めに仕上げます。
Iいわく、「おじいちゃんの部屋」のような雰囲気を目指します。


こちらのお部屋では、ぬくもり感が出る建材を使用します。
左側はお皿を飾れるプレートラック、天井にはイングリッシュオークの梁材、
右側にはイングリッシュオークの大きなまぐさが付きました。 
右の壁はバースストーン仕上げ、その他の壁・天井はコテ塗り壁で仕上げます。



落ち着いた黄色で塗装されたイングリッシュキッチンです。
イギリスのファロー・アンド・ボール社の塗料で、オリジナルの色に仕上げられて届く弊社のキッチンは、本体の色だけでなく、取っ手、扉のデザインまで、それぞれ自由に選べるオーダーメイドです。
楽しみながら個性を発揮出来る、人気のキッチンです。


本日は
Iと塗装お打合せです。
上の写真は、床のフローリングの色味を調合してもらっているところです。
壁、天井、木部のお色もそれぞれ最終確認をし、いよいよ塗装スタートです!
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