英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part5
第13回「断熱工事」

内部では断熱工事が始まりました。
コッツワールドでは通常のグラスウールよりも密度が高く断熱性能が高い
高性能グラスウール断熱材「フルカットサン」を使用しております。
これは、北海道の断熱・気密住宅にも使われるほどの密度(24K相当)の高いもので、
熱伝導率が低く軽くて暖かい上質のカシミヤウールのような断熱性能を発揮します。


厚さ90mmの断熱材を壁に隙間なく充填します。
(密度が高くしっかりしたつくりなので、立てると自立します。)
屋根にはこの2倍の厚さ180mmの断熱材を充填して、
屋根からの熱をシャットアウトします。
その為、屋根のタル木には大きな2X10(ツーバイテン)材を使用しています。


こちらは厚さ140mm。
今回
O様邸では、一部の壁を2X6(ツーバイシックス)壁にしており、
そこへ充填されます。


すべてに充填し終わった後は、厚さ0.2mmの防湿気密フィルムを貼ります。
室内側の湿気を壁に入れないようにする為の専用フィルムです。
しっかりと重ね合わせながら丁寧に施工します。


O様のコメント
「あったかそうな家」

躯体が立ち上がり、各部に断熱材が充填され始めたので、当然のように見学に。
床部分の構造と断熱材にも驚きましたが、外壁、屋根部分も負けず劣らずのすごさですね。
特に屋根は、構造材の幅もかなりあるんですが、その間にこれでもかと断熱材が入っているのが確認できました。

窓はアメリカ製ですが、木製窓枠に2重ガラス構造。
ハンドルをくるくる回して開閉し、レバーでがっちり閉ロックできます。
その窓に見慣れたロゴのラベル表示が。
それはなんと
ENERGY STARのマーク。
この省エネ対応規格のロゴはパソコンやモニタには大抵ついていますが、窓についているのは初めて見ました。

窓も付き、断熱材も入ると、まだまだ未完の屋内も、なんとなく密閉感の高さが感じられ、「あったかそうな家になるだろうなあ」と予感させられましたね!!

コッツワールドの断熱気密性能は、現在の住宅で対応できる最高水準の
「次世代省エネ基準」を上回っています。
また、
O様がお気づきになられたように、エナジースターマーク付きの窓も、
米国エネルギー省と米国環境保護局によって定められた
省エネ特性をもった窓を証明しており、紫外線を防止するLow-Eガラスコートと
断熱効果の高いアルゴンガス入りのガラスによって認定されています。

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