英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part5
第17回「足場解体」

とうとう足場が外されました!!
シンプルなデザインだけに、スッキリ感も格別です。
上質な素材だけを使ったお家ならではの、期待通りの質感です。
O様も足場が外れた姿を見て感激されていました!


目の前にある公園側から見た姿です。
てっぺんのチムニーポットも良く見えますね!
(もともと傾いていたこの電柱は、後日、東電さんが直して下さる予定なのですが、
いっそのこと、なくして戴けたらどんなに良いかと・・・。)


このお家の顔となる部分の壁を厚くして、窓を奥めた印象にしました。
奥行き感が出て、とっても良い表情になりました。



煙突のアップです。
飾りの帯を廻した部分から上は、あえてチムニーポットと同色で仕上げました。
なんだかとってもおいしそうな色合いですね!

 
 正面の道路から見える姿です。
良いですね〜!!

でも実は、これからまだまだ名脇役達が次々と登場の予定なのです。
テラスや石の塀、そして石畳の駐車スペース・・・
イギリス・湖水地方の建物の魅力をもっともっと添えていきます!
どうぞお楽しみに!


O様のコメント
「いよいよお目見え!!」

かなり工事も大詰めになってきました。
屋根もキレイに葺かれ、煙突も完成し、いよいよ外壁の仕上げ。
下地の処理もかなり凝っているようですね〜。
昨年は異常気象で初秋までは大荒れでしたが、晩秋以降は比較的安定したので安心。
外壁は工程が多く、それぞれに充分乾燥が必要とのことだったので。

外壁仕上げは吹き付けではなく、職人さんのコテ塗り。
実は思ったよりも短い期間でできてしまい、見に行ったときには、すっかり出来上がっていました。
色合い、素材の質感がとても良かったのはもちろんですが、その仕上げにはかなり心奪われました。
一度滑らかに仕上げたあと、熊手のようなもので引っ掻く「掻き落とし」により、表面に浮かび上がる微妙な陰影。
あれだけの面積を手作業で塗ったのに、ゆがみ一つ無い平面部と非常にシャープな角、エッジ部。

そして全ての躯体外回り作業が終わり、足場が取り除かれてその全貌が見えたときは、しばらくボーッと見惚れてました。
年数が経つにつれ、ますます色が落ち着き、風合いが増していくということで、楽しみです。
完成したときが最もよく、あとはただ老朽化していくだけ、じゃあ、味気ないですよね。

いつも隅々まで、本当に良く見て下さっているんだなぁと嬉しくなります。
どの箇所も一つ一つこだわりある素材を選び、施工にもかなり力を入れています。
その全てに意味があり、見ても、触れても、上質さを実感して戴けます。
そしてもちろん、今後、年数とともに増していく風合いの良さが断然違いますので、
じっくりと味わい、楽しんで戴きたいと思います。

早速、ご近隣の方からも嬉しいご感想を戴いているんですよ!
(実はこのお家の色々な施工業者さんも皆、この外壁に興味津々です。)
これからまだまだ皆様を楽しませちゃいましょう!!

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