英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part5
第6回「1階床、床下断熱工事」

出来上がった基礎の立ち上がり天端には、
絶縁の為の防湿フィルムを敷き、その上に土台、根太が順に組まれていきます。



床根太を組み上げ、防蟻剤を吹き付けている様子です。


1階床根太の間には、厚さ75mmの床下断熱材カネライトフォームを
隙間無くきっちりと詰めていきます。


その後、厚さ29mmの床合板を貼っていきます。
今回
O様邸では、1階の床にフラッグストーンとパインフローリングの
2種類の床材を敷き分ける為、予め床の下地に段差を付けています。
手前がフラッグストーン、奥がパインフローリングとなります。


全てに床合板が貼られ、1階床の完成です。
パインフローリングの敷かれる部分には、
最も大きな部材である2x12(ツーバイトゥウェルブ)材を使用しています。
なんと床組み部分だけでも30cm以上の背の高さがあります。
とても頑丈な床が出来上がりました!


O様のコメント
「いよいよ着工」

地鎮祭も無事終えて、いよいよ着工!!となったのですが、
何せ今年は異常気象・・・猛暑の夏の後は、台風が次から次へとやって来る、長雨が続く初秋を迎え、かなり気をもむことになってしまいました。
短い晴れ間を利用して集中的に作業を進めていただいたおかげで、
工程の遅れはさほど生じなかったのですが、家自体への影響はやはり心配で、根掘り葉掘り質問攻め(笑)
でも、おかげさまで納得することができ、憂いも解消です。

お施主様にとって、施工中の悪天候は心配の種です。
O様も「工程の遅れは気にしなくて良いので、無理せずよろしくお願いします」
とやはりご心配をされていらっしゃいました。
ツーバイフォー構造の部材の性質や、今後の施工方法等をご説明させて戴き、
ご心配は大分解消して戴けました。

それにしても今年の異常気象は、天気予報さえ当てにならず、
毎日空の様子を気にしながらの作業で、工務店さんも苦労されたようです。
晴れの日には大工さん4人がかりで取り掛かって対処して下さいました。

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