英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part9
第1回「出会い」
出会い

K
から初めてお問い合わせのメールを戴いたのは、2005年4月でした。
「自宅の建替えを検討しておりますが、なかなか本格的な英国住宅を理解し、請け負って下さる業者、資料が見つからず真剣に悩んでいた頃、ようやく御社のホームページにたどりつきました。是非ご相談させて下さい。」とのメールでした。
早速 Kのご自宅にお伺いし、お打合せを致しました。

下の写真が
Kがお住まいになられているお家です。


K様のコメント
「コッツワールドとの出会い」

駅から徒歩3分!という立地が気に入ってオンボロ中古住宅が建ったままの土地を購入し、最低限の手を入れ、約10年弱暮らしていました。
子供の成長とともに生活スタイルに変化ができ、いよいよ済み辛くなったため、「リフォームしようかなあ・・・」と考えはじめたのが発端でした。

一度、大手ハウジングメーカーに問い合わせ、リフォームの図面作成と見積りを依頼しましたが、図面を見てもちっとも良いと思えず、がっかりしてしまいました。
その時改めて単に収納を増やすとか、システムキッチンを入れ替えるという問題だけでなく、「自分の家が一番好き!」といえるようなトータルで満足できる家造りをしたいと考えたのです。

そこで、どんな家にするのか。
長年集めてきた、自分の好きなインテリアの写真をスクラップにしたファイルや洋書を整理して、自己分析してみました。
年齢とともに多少の好みの変化はあるにしろ、どうやら「英国のマナーハウス。モダンなものよりトラディショナルな家、フォーマルなインテリアが好き!」という結論に達しました。
そこでインターネットで検索し、様々な輸入住宅メーカーやハウジングメーカーから資料を取り寄せました。

その中に今回依頼した「コッツワールドさん」もありました。
ホームページに掲載している施工例の写真を見ると本格的英国住宅です!!
これは素晴らしい!とすぐにメールで資料請求させて頂きました。

届いた資料を見ると、使用している建材も建具もイギリスのコッツウォルズ地方にあるハニーストーンの素敵なお家そのものです。
しかし・・・
ここで、初めて主人の登場です。
私が理想に思い描いているフォーマルな英国住宅とはイメージが違うのではないかという鋭い指摘。
社名からして"コッツワールドだぞ!あれ?スペルが違うなあ〜"と発言。
(後日、コッツワールドという社名は英国のコッツウォルズ(地名)とワールドという単語を掛け合わせたものだと知りました。)
ハニーストーンのお家は素晴らしく、お伽話から抜け出たような素朴でかわいらしいものでしたが、私の希望は"もっとロンドンなんだけどなあ〜"と思い、ちょっと不安になってしまいました。

そこで再度メールで問い合わせたところ、"ロンドンも可能!"とのお返事。
現在竣工間近の軽井沢のお宅がフォーマルなトラディショナルな雰囲気のお宅だとおっしゃって、是非見学にいらっしゃいませんか?とお誘い下さいました。
「是非本物を見たい!!」と思ったのですが結局残念ながら日程が合わず、伺うことができませんでした。

それでも私の心はすっかり"ロンドン!ロンドン!"となっていて、コッツワールドさんと是非お話がしたいと思い、自宅に来て頂くお約束をしたのでした。

実際いらして下さった社長さんも、一級建築士の女性もかなりの英国通です。
センスも知識も素晴らしい方々でした。
持参して下さった資料の数々にすっかり魅了され、もう他のものには目がいかなくなってしまいました。
マジシャンの如く、自分の理想と思い描いていたものを写真や資料で提示して下さるんですもの!!
誰がなんと言おうと、「コッツワールドさんにお願いしよう!」と思った瞬間でした。



プリザーブドフラワーのアレンジメントのお仕事をされるK様のお家では、
沢山の素敵なお花と、それらを生かすエレガントな家具が印象的でした。
奥様のお好みも明確で、とても生き生きとお話して下さいました。
インテリアのお好み、伺ったお話、また、お土地のシチェーションの全てを考慮し、
ロンドンのヴィクトリアンタウンハウススタイルが絶対似合うと確信しました。
奥様の優雅なアレンジメントの映える空間を是非プロデュースしたい!
同じお土地への建替えなので、全く新しいご生活を楽しんで戴きたい!
そんなワクワクする思いで早速プランニングをスタートすることになりました。

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