英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part15
第6回「上棟」

2階の壁、天井もできました。
密な構造躯体の様子から、頑丈さが写真でもおわかり戴けると思います。



屋根部分も完成しました。
頑丈な梁に支えられ、床・壁同様にしっかりと組まれています。
部材のサイズも235mmの背の2x10材を使用しておりますので、
頑丈なだけでなく、分厚い断熱材が入ることで、より快適な室内環境が
出来上がります!



I邸が上棟しました!
とんがり屋根の可愛らしいシルエットが、ブルーシートから見え隠れしています♪


今日はI
ご夫婦と電気お打合せです。
各部の照明・コンセントの位置の再確認を行います。
実際に各お部屋の空間が出来上がって、家具の配置など、
よりイメージがつかみやすくなるので、最終確認に最適なのです。


その後、窓が取り付けられ、弊社の現場シートも掲げさせて戴きました。
Iご夫婦が再度現場へいらして下さり、やっとかかったシートを喜んで下さいました♪
楽しみにして下さっていたとのこと、どうもありがとうございます!
もうすぐイギリス建材到着です。
またご報告致しますのでお楽しみになさっていらして下さい!

I様のコメント
「上棟〜そして家は揺れなかった。」

二本の私鉄路線に挟まれた土地に建つ旧居は、それが新築直後から、電車が通るとカタカタ小さく揺れていました。
建具の立て付けが悪くなったり、来客が怖がったりもしましたが、すぐに慣れ、朝、電車の揺れを感じると、起きなくても始発の時刻だとわかり、案外重宝したものでした。

上棟し、なかなか一緒に休みのとれない夫と珍しく休日に現場を見に行って、いろいろ説明しようとしたところ、夫は「し!」と言って壁に手をつき、電車が通りすぎていくのをじぃっと待っています。
わたしもすぐに事態を呑み込み、他の壁に手をついてじっとしていました。
なぜじっとしているのか?
ふつうに動いていると、もう揺れをまったく気にしない位、体が慣れているからです。
で、新しい家はまったく揺れません。
びくとも振動を感じません。
これは、あらかじめコッツワールドさんに言われていたことだとはいえ、感動に値する体験でした。
なぜなら私は20年以上この振動する家で暮らしてきたのですから。
「すごい頑丈に建てられているんだねぇ・・・」
夫ははじめてしみじみ実感したようでした。



ユニークなサブタイトルを拝見してまず喜んでしまいました。
構造の丈夫さを実感して戴けて嬉しい気持ちはもちろん、
読者の方へも非常にわかりやすい内容で、大変有難いです。
I様、どうも有難うございました!
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