英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part9
第2回「ロンドン・ヴィクトリアンスタイル」
コッツワールドがKにご提案した英国住宅とは?

Kから、インテリアなどお好みイメージ写真をたくさん見せて戴きました。
また、K
から受けたインスピレーションや立地条件などから、
ロンドン南西部の住宅街に建ち並ぶヴィクトリアンスタイルのテラスハウスを
ご提案致しました。
朱赤のブリックに、装飾的なデザインモールディングのエッセンスを加え、
インテリアにもデコラティヴな装飾を随所に取り入れた設計をご提案致しました。

VICTORIAN TERRACED HOUSE, IN LONDON
  
弊社がご提案したヴィクトリアンテラスハウス
現地同様に朱赤色のイングリッシュブリックをメインに使用し、
基礎部分は黒に近いダークグレーのブリックを使用します。
アクセントでバラの彫刻の装飾ブリックをはめ込んだり、
その他何種類ものモールディングを使い分けてデザインしています。
朱赤のブリックと白いモールディングとのコントラストの美しさも楽しみです。

煙突の上には素焼きの赤いチムニーポットを付けます。

現地と同じように、正面の妻壁を立ち上げた特徴あるスタイルも再現します。
内部も魅力満載です。是非お楽しみになさっていらして下さい!

K様のコメント
「設計図面を見て」

ただでさえ広くない土地なのに、更に建て直しの場合セットバックが必要ということが判明。
にも関わらず、車庫もテラスも・・・と贅沢な希望を並べました。
そして数週後、提案して下さったのは、ロンドンでよく見かける「テラスハウス」でした。
無理難題を挙げたのに、外観の美しさと希望の間取りとを図面に実現して下さいました。

テーマをヴィクトリアン調に絞って、細かいディテールにもこだわって提案して下さったので、わかりやすく有難かったです。
無論、予算に限りがないわけではないので、建築費の金額も重要でしたが、まずは「後悔しない家造り」をテーマに車庫やテラス、マントルピースから煙突までフル装備?で設計して頂きました。


外観に関しては詳細のご要望は特にお聞きせず、
「ロンドン」というテーマからK様らしいスタイルをご提案をさせて戴きましたが、
すぐに気に入って戴けて本当に良かったです!
厳しい諸規制の中で、ご要望の間取りをかなえるのも、設計事務所である
私たちの得意技です。
ご満足戴けて非常に嬉しいです。

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