英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part1
第10回「仮設工事(足場)、建て方工事(土台)」


仮設工事(足場組立て)
足場の仮設工事が始まりました。
安全第一を考える長田組さん(工務店)の足場はものすごい量を使って組み立てます。
これはとても大切な事であり、事故防止に限らず、職人の仕事の効率も良くなります。


みごとにそびえ立った足場。
ここに土から生えたような家コッツウォルド・コテージがこのぐらいの大きさで建つんだなぁという想像がふくらみます。


建て方工事(1階根太、床合板)
足場工事とほぼ同時進行で、1階床組みが始まりました。
基礎の上に2x6(38mm x 140mm)の防腐防蟻処理済みの土台、2x10(38mm x 235mm)の根太、75mmのポリスチレンフォーム(断熱材)、そして28mm厚の構造用合板を重ねていきます。
根太を組んだ際、一度防蟻処理を行います。



御覧のように、非常に頑丈にできます。
土台の下に少し見えるビニールは下からの湿気を防ぐ為の防湿シートです。


上の写真は、構造材の品質を証明するものです。
左はJAS規格の構造用製材の認定を受けた証拠です。
右は「J-GRADE(ジェイ・グレード)」と言い、最高級の良質構造材を意味しています。
アメリカ・カナダの製材工場にて、強くて見た目も良く、価格的に高価ではあるが使用を希望する日本人が多いことから、日本向けに「J-GRADE」という厳しい選別検査を受けた構造材です。



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