英国住宅が出来るまで
〜新築リポートPart12〜 |
第3回「仕様」 |
さて、H様邸の主な内外装仕様材をご紹介致します。
イギリス・コッツウォルズの愛らしいコテージの魅力を、毎日の暮らしの中で楽しくたっぷりと味わって戴けるよう、どこもかしこも厳選のイギリス建材で彩られています。
まずはもちろん外壁のハニーストーン♪
リビングの壁へも使用して、内外共にコッツウォルドコテージを満喫して戴きます。
ポーチから玄関・ホールと続く床には、ハニーストーンとお揃いのイエロートーンのフラッグストーンを敷き詰め、優しいイエローの空間を楽しみます。
ホールから上がる階段・リビングは、同じく馴染みの良いトーンにこだわられた、ふかふかのイギリス製カーペット。
リビングからスキップフロアを上がったダイニング・キッチン・主寝室の床はイングリッシュオークフローリングです。
そしてまだまだ沢山のワクワクするイギリスアイテムたち・・・
イギリスのコテージ感溢れる「ベルファーストシンク」を使用したイングリッシュキッチンは、タイルや水栓、オーク材カウンターまでイギリス製にこだわられました。
室内ドアは無垢のオーク板でイギリスドア職人が手作りした味わい抜群のコテージドアです。ブラックアイアンのアクセサリーがより一層の魅力を添えてくれます。
その他、コテ塗りの壁・天井にはオークの梁材をあしらったり、
主寝室やパウダールームには伝統的な壁紙を使用したり、
バスルームは仕上・使用スタイル共にイギリススタイルにこだわられました。
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構造 |
2 x 6工法
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外壁に140mmの高性能断熱材。
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外壁 |
ハニーストーン
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コッツウォルズ地方特産のハチミツ色の石
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勝手口庇 |
ドアキャノピー |
コテージに似合う愛らしい木製の庇 |
ドア |
イングリッシュ
コテージドア |
イギリスドア職人が手作りするオークドア |
ドア
ハンドル |
レバーハンドル |
イギリス老舗工房で丁寧に作られる
ブラックアイアン製ドアハンドル・アクセサリー |
床 |
イングリッシュオーク
フローリング |
厚さ20mm、幅140mmのイングリッシュオーク材を使用した無垢フローリング |
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フラッグストーン |
優しい淡いイエローの床石 |
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英国製カーペット |
ブリティッシュウールのカーペット |
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ジオメトリックタイル |
赤とアイボリーの幾何学模様タイル |
壁 |
AEP(ペンキ仕上げ) |
均一なしっくい壁仕上のような仕上がり |
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カントリー
テクスチャード
ウォール |
素朴な手仕事感が魅力のコテ塗り壁 |
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ハニーストーン |
リビングの壁の一部をハニーストーン仕上げ |
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英国製壁紙 |
英国王室御用達の美しい壁紙を使用 |
天井 |
オークビーム |
アンティーク加工のイングリッシュオーク梁材 |
キッチン |
イングリッシュ
キッチン |
イギリスの有名塗料メーカーとのコラボレーションによるイギリス製無垢パインキャビネット |
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オークカウンター |
厚さ40mmのイギリス製オーク材カウンター |
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ベルファーストシンク |
ぽってり感が魅力のイギリスの伝統的な
シンク |
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キッチン水栓 |
イギリス製のキッチン水栓金具 |
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キッチンタイル |
イギリス製の長方形タイル |
パウダー
ルーム |
英国製洗面台 |
素敵な家具のような英国製洗面台 |
バスルーム |
英国製バスタブ |
英国スタイルのスリーインワンタイプ |
その他 |
英国製小物など |
随時ご紹介致します。お楽しみに♪
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H様のコメント
「KO」(本設計打合せ時のこだわり等)
さて、我がツィードジャケットは、採寸(基本設計)も終わり、いよいよデザインの確定とマテリアル選びとなりました。
外壁は、都内では初めてとなる総ハニーストーン貼り。
これにはもちろん変更はありません。(これが一番のこだわりです。)
内装も目指すは山梨のN様邸というコンセプトがありましたので、そんなに悩みませんでした。(N様申し訳ございません。)
その他基本的には英国製のマテリアルであれば満足というところもありまして・・・。
そして、ちょっとでも迷ったときはコッツさんに助言を頂いて、割りとすんなり決まったと思います。
本設計に於いての変更点と言えば、英国式とは直接関係ありませんが、本棚等の大きな収納家具を置きたくありませんでしたので、リビングの壁1面を使ってセンターに暖炉(本物ではありません)、両サイドに本棚と収納をコッツウォルド風に追加していただきました。
また、家族会議で出た問題点(疑問点)は次の打合せ時に先にコッツさんに提案されて解決してしまったり、こちらから軽いジャブを放つと、強力なストレートで返ってきますので、打合せでは毎回気持ちの良いKO(ノックアウト)状態でした。
あ、もっとも悩んだのはポストボックスのデザイン(正面の柄)でしょうか。
これはかなり迷いました。
こればかりはコッツさんに助言も求められず、半分勢いで決めましたが、どんな感じになるのでしょうか?
楽しみです。
皆様もご期待下さい。(笑)
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H様と私たち、共に求めるイメージが非常に近かった幸運もあり、
お選び戴くアイテムや色、柄、全てにおいて満場一致感がありましたね!
戴いたコメントにもあった「KO」的ご提案(笑)も、お互いのイメージや要望が本当に似ていたことの表れだったと思います。
お陰様で、ずうずうしくも一緒になって楽しませて戴いたお打合せでした。
スキップフロアのちょっとユニークな間取りが、各部の仕上げの違いや彩りによって、一層素敵に見えるその日が来るのを本当に待ち遠しく思います。
また、今は一部屋のお子様のお部屋も、将来それぞれのセンスでどんな風に彩って戴けるのかなぁなんて想像するのもまたまた楽しいです♪
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