英国住宅が出来るまで 〜新築リポートPart20〜 |
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第13回「外壁工事2、足場解体」 | |||||
コッツワールドでは、より本物に近づける為、そのお客様の為に現地へ行くことも しばしばあります。 今回はスコティッシュ・レッドサンドストーンで建てられた家があるハイランド地方へ視察に行きました。 写真は石の大きさや目地の色味の確認、そして幅の計測です。 より本格的な英国住宅を建てるために、妥協はしません。 皆さんはこのマークをご存知でしょうか。 これは「Lion Rampart(ライオン・ランパート)」と呼ばれるライオンがモチーフになったスコットランドの国章です。 S様のお家のオーリエル・ウィンドウ(階上の壁面から突き出した台形出窓)の下の部分に、この国章を石灰の塗り壁に合わせて、埋め込むことにしました。 ご覧下さい! かなり凝ったデザインで、ライオンの立体的なふくらみも良く出来ています。 下部の段状のデザインもスコットランドでよく見かけるスタイルで、角に丸みを持たせた滑らかな段々も美しく再現できています。 ついに足場が外されました! 待ちに待ったスコットランドの家がお目見えしました! 国章が刻まれた出窓もユニークで素敵なアクセントになっていますね。 上の写真は、インヴァネスの街中から南西へ車で40分ほど行ったネス湖の畔に建つ、アーカート城の中の門扉です。その先端を見ると・・・・ こんな部分にまでアザミの花(スコットランドの国花)のモチーフでデザインされています。 ということで・・・ 日本へ帰ってきて、早速S様にご提案させて戴き、オーダーメイドのフラワーバルコニーに採用致しました。 玄関横のレッドサンドストーンの中に、イギリスへ特注したベージュのサンドストーンの表札をはめ込みました。 字体はもちろんケルト(スコットランドの字体)で、S様命名の「The Highland House」と彫り込みました。 味のある字体で、とても絵になる表札になりました! |
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