英国住宅が出来るまで
〜新築リポート
Part20
第14回「内装工事」

玄関ホールのヴィクトリアンフロアタイル貼りがスタートしました。
一枚一枚デザイン画をもとに、丁寧に貼っていきます。
まだ周囲のボーダー部分のみですが、モスグリーンとベージュのくすんだ色味が、早くもイギリスを感じさせます!


バスルームの壁のタイル貼りも始まりました。
床から1mの高さまで、イギリスのヴィクトリアンスタイルのタイルで仕上げます。
メイン部分は白、なんと巾木部分もバーガンディー色の専用タイルで出来ています。


続いて塗装工事です。
壁の腰上部分と、猫脚の浴槽をお揃いの紫色で仕上ました。
Sの奥様が特にこだわられた部分で、イメージに合わせて、何度も塗装屋さんと色の調合お打合せをしました。


こちらはスコットランドから取寄せたタータン柄のカーペットです。
S様の大好きな"Murray of Atholl - Blue"の柄を取寄せました。


1階の玄関ホールから2階へ上る階段は、カーペットランナータイプで仕上ます。
オークの階段の上に、中央部分にカーペットを敷き、一段づつ真鍮の棒で留めていく、贅沢なスタイルです。


ダイニングのイングリッシュオークの梁材も塗装され、ググっと味わいが出ました。
アンティーク調に加工されたイングリッシュオークの表情が良く出て、また、ぽってりとした厚みも活きています。
梁の間の壁と天井は石灰系のコテ塗りで仕上げました。


キッチンキャビネットもきれいに仕上がりました。
ダイニングと対面式のキッチンなので、梁に合わせたオイルステイン仕上げです。


リビングの壁のオークのパネリングも塗装されました。
イメージモデルとなったS様の泊まられた、スコットランドのマナーハウスの雰囲気を早くも醸し出しています。


Sは駐車場にもこだわられました。
実際に駐車すると隠れてしまう部分に、あえて遊び心を加えたのです!
メインとなるのはグレーのピンコロ石ですが、車の下になる部分に、ブルーとホワイトのタイルでスコットランドの国旗を埋め込みます!
完成をどうぞお楽しみに♪

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