英国住宅が出来るまで
〜新築リポートPart5〜 |
第3回「仕様」 |
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さて、O様のお家の主な仕様材をご紹介致します。
外部はモデルとなったダヴコテージを出来るだけ忠実に再現する建材を、
内部は素材感で勝負する上質でシンプルなアイテムが盛り沢山です。
以下が主な仕様です。
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Specifications
構造 |
2 x 4工法
(一部2 x 6工法) |
外壁に90mm(一部140mm)の高性能断熱材。
基礎は120mm(一部150mm)。 |
外壁 |
石灰系コテ塗り仕上げ |
基礎とテラスの壁部分には
湖水地方より取り寄せたカンブリアストーン、
煙突には愛らしいチムニーポット。 |
玄関ドア |
イングリッシュ
コテージドア |
オークのファーストクラス「イングリッシュオーク」を使った無垢44mmの玄関ドア。 |
ドア
ハンドル |
ブラックアイアン
レバーハンドル |
アンティークな雰囲気のブラックアイアン製ドアハンドルを全てのドアに使用。 |
床 |
パインフローリング |
厚さ19mm、幅は128mmの無垢パイン材。 |
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英国製カーペット |
英国らしいカラーのふかふかカーペット。 |
テラス |
フラッグストーン |
ブルーグレー色の敷石。 |
駐車場 |
コブルストーン |
ブルーグレー色の石畳。 |
壁 |
カントリーテクスチャードウォール |
職人による素朴な肌合いの石灰系コテ塗り壁。 |
キッチン |
イングリッシュキッチン |
英国製の無垢パイン材のキッチン。
木目を生かすオイルステイン仕上げで。
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浴室 |
コッツワールド・オーダーメイドシステムバス |
イギリスの装飾芸術家ウィリアム・モリスのデザインタイルを使ったユニットバス。 |
まぐさ |
オーク製飾りまぐさ |
アンティーク加工されたオーク材のまぐさ。 |
梁 |
オーク製天井梁材 |
アンティーク加工されたオーク材の付け梁。 |
階段手摺 |
英国製ステアーロープ |
ブルーの毛糸で編まれたロープ手摺り。 |
洗面台 |
英国製洗面台 |
トイレにはコーナー型、脱衣室にはペデスタル。 |
その他 |
英国製小物など |
ペーパーホルダーなどなど。 |
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O様のコメント
「やっぱりあくまでもシンプルに」
構造設計がほぼ終わり、次は建材の仕様決めとなったのですが、自分自身、
それなりにこだわりはあるものの、正直どういうものをということはあまり考えていませんでした。
コッツさんは、設計をするときに「テーマカラー」を決めてイメージするそうです。
それまで特に私と妻はテーマカラーについて話したことはなかったのですが、
双方、なぜか暗黙のうちに、「青」と考えていました。
青は、私の一番好きな色(空の青、海の青)で、無意識のうちにそう思っていたのかも。
家自体が、白い外壁にブルーグレーのカンブリアストーンというのも、「青」のイメージだったということでしょうか。
素材は基本的に現物サンプルを見せていただきながら決めていきました。
このときの打合せはかなり時間がかかる、といわれて覚悟していたのですが・・・「シンプル」に徹したせいか、結果的にはサクサク決めて、あっという間に終わってしまいました(笑)
壁はすべてコテ塗りで壁紙は不使用、床は1Fの石貼りの部屋以外はすべて
パインフローリングとしました。
書斎に造り付けの本棚や作業机も、パイン材で作ってもらうことにしました。
ムクの木の素材感が好きなんです。
印象的だったのはイングリッシュオークの玄関ドア。
一番初めの打合せの際、事務所にあったものを見て、一目惚れしてしまったくらいなので、無論採用。
階段手摺りとなる手編みのロープは、テーマカラーの青にしました。
モノトーンの壁によく映えそう。
特に悩むこともなくパパッと決めたはずだったのですが・・・
打合せ直後にお邪魔した見学会のお宅で、イギリス製のウール100%カーペットを見て、その肌触りのよさにまたも一目惚れ(笑)
寝室をフローリングからカーペットに変更させてもらいました。
その後も、打合せの度にコッツさんから内装各部について色々な意匠が提案され、そのどれもが気に入った次第。
どうやら、私達よりコッツさんの方がはるかにイメージを膨らませてくれたようで、感謝です♪
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O様のお好みのイメージははじめからかなり明確だったので、
仕様選びも驚くほどスムーズでしたね!
お好きな色が「青」と知る前から、不思議と私達がイメージしたのも「青」でした。
内外ともに一貫したテーマの感じられる厳選された仕様の数々。
シンプルさゆえに、一つ一つの部材の質と魅力が存分に引き立つ、
出来上がった時のハーモニーが非常に楽しみなお家です。
このお家を完成させるイギリス建材たちは、
すでにイギリスを出発して日本へ向かっています。
それぞれがこのお家でどんな表情を見せてくれるのか、
非常に楽しみですね!
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・コッツワールドの設計にご興味のある方は
「デザイン・設計」のページを御覧下さい。
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