TOPICS Vol.2 トピックス |
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英国住宅の魅力をもっと知りたい方にお薦めのコーナーです。 新築やリフォームのアイデアに、またはご自身のちょっとした豆知識としてご参考になさって下さい。 第1回〜10回まではこちら→Click here. 第21回〜はこちら→Click here. |
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★第20回 「イギリスのバスルーム」 多くの欧米諸国同様、イギリスのバスルームには日本のような洗い場はありません。 そして通常はバスタブ、トイレ、洗面台が一部屋に入った「3 in 1」(スリーインワン)スタイルになっています。 バスタブのまわりには木の装飾パネルが張られ、トイレにはダークブラウンの木製便座シートがお決まりで、格調高い空間になっています。 もっと驚くことは、この部屋がまるで気取ったベッドルームのようなインテリアであることです。 壁には素敵な紙のクロスが張られ、床にはなんとふかふかのカーペットが敷かれています。 時には壁に絵が飾られ、花瓶に花がいけてあったりも・・・。 バスルームを「美しくなるための部屋」としてとらえ、本を読んだり紅茶を飲んだりして、優雅なバスタイムをくつろぐのです。 固定概念にとらわれず、チャレンジしてみてはいかがでしょうか? |
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★第19回 「カントリーサイドの暮らし」 イギリスでは、美しいカントリーサイドに住むことは、皆の憧れです。 ロンドンから電車で2時間も離れれば、あちらこちらに絵葉書のような風景が広がるイギリスならではでしょうか。 便利な都会よりも自然と戯れる生活を誇りにするイギリス人らしい選択です。 日本でも最近は思い思いの生活スタイルを楽しめる環境が整ってきたのではないでしょうか。 こだわり、質感、雰囲気というオリジナリティーをふんだんに取り込める住まいに。 豊かな自然に佇むコテージで、ガーデニングに精を出すも良し、のんびりティータイムを満喫するも良し・・・。 そんなカントリーサイドの暮らしも夢ではなくなりそうです。 |
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★第18回 「石のキノコ!?」 コッツウォルズに旅行された際、こんな石のキノコを発見された方はいらっしゃいませんか? 敷地の入口あたりに、まるで門柱の替わりに2つ対称に置かれていたり、玄関ポーチの脇にひょっこり立っていたり、素敵なガーデニングのアクセントに使われていたり・・・。 バリエーションは様々ですが、どれもチャーミングで思わず笑みがこぼれてしまいます。 ところで、このキノコは何物なのでしょうか? 実は「Staddle Stone」(スタッドル・ストーン)または「Mushroom Stone」(マッシュルーム・ストーン)と呼ばれるねずみ除けの足なのです。 昔 倉庫の下に足として置かれ、上の笠の部分で、登ってくるねずみをひっくり返すしくみになっていました。 今ではその習慣もなくなり、この石だけが残り、皆思い思いのガーデンオブジェとして利用しているのです。 こんなところまで、愛らしく絵になるシーンに嫉妬すらしてしまいます。(心憎いですね。) |
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★第17回 「イギリスには出窓が多い?!」 イギリスの家に出窓がよく使われている事にお気づきの方も多いのではないでしょうか。 その登場はかなり早いのですが、大流行したのはヴィクトリア時代で、今も好んで用いられています。 特に直線的なベイウィンドウ(台形出窓)が多く、床ごと張り出している例が多いのも特徴です。 日本では窓の部分のみ張り出した出窓が多いのですが、床張り出し型はまた一味違った広がりある空間を演出してくれます。 中には2階まで連続して張り出したものもあり、より贅沢で優雅な印象を与えています。 内からはお洒落に着飾った道行く人々を観察するのに打ってつけ、また外からも思わず覗きたくなるような非常に注目度の高いポイントなので英国スタイルの建物をご検討中の方は、是非プランニングにとり入れてみて下さい。 |
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★第16回 「イギリスの窓の歴史」 イギリスの住宅の歴史をたどっていく上で、窓は非常に重要です。普通の住宅でさえ数百年もの年月を経てきたイギリスでは、増築や改修に伴って部分ごとに窓を替え、1軒の家に数種類の時代の窓が使われている事も珍しくありません。 窓の始まりは、ガラスの無い開口部でした。外側に鉄格子をはめ、内側の木製雨戸によって風雨をしのいでいました。その後、鉛格子でつなぎ合わされたガラス窓が登場し、開き方も滑り出し式から上げ下げ式へと移行していきます。ガラスの特徴やステンドグラス等にも時代ごとの様々な流行が見られるのも非常に興味深いです。古くからの思い出の沢山詰まった窓は、住民達の手により可能な限り補修を重ね、今も現役で活躍しているのです。 |
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★第15回 「イギリス人はオークが好き」 イギリスのインテリアでは、オークやマホガニーに代表されるハードウッドが昔から好んで使われてきました。家具はもちろん、床や壁・天井のパネルへも多用されてきました。 資源が希少で高価な為、徐々にパイン等のソフトウッドも併用して使われるようになりましたが、多くの場合はペイントで木目を隠したり「だまし絵」術で大理石の模様やハードウッドの模様が描かれたりしています。 オークは、渋い色味と力強い木目が生む重厚感から、日本の住宅や日本人の好みにも良く合います。 日本のアンティークショップにイギリス製のオーク家具が多いのも納得です。 |
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★第14回 「イギリスのB&B」 B&Bをご存知でしょうか。 Bed&Breakfastの略で、自宅の空き部屋を旅行者の為に提供し(Bed)、イギリス名物の朝食も食べられる(Breakfast)自宅宿の事です。 ホテルともペンションとも違った極めてアットホームなこのB&Bは日本では馴染みがありませんが、イギリスでは手軽かつ人情味溢れる宿としてあちこちに点在します。ボリュームたっぷりの「イングリッシュブレックファースト」も非常に魅力的ですが、インテリアに興味のある方にも特におすすめです。イギリスの一般家庭のインテリアや暮らしぶりを垣間見る事のできる貴重なチャンスです。イギリス人の家にかける情熱や「イギリスらしいインテリア」を実感できること間違いなしです。 |
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★第13回 「価値あるイギリスの建材」 アンティーク家具と言えばイギリスですが、イギリス人の家に対する愛着も他に類を見ません。上質な物を愛情を持って永く使う姿勢は何においても同様なのです。イギリスには「建材のリサイクルショップ」が沢山あり、古いドアや暖炉のみならず、便器やフローリングまでも売っているのです。明らかに「古い」のですが、是非これを我が家で甦らせたいと意欲の湧く物ばかり。これぞ「本物」の証。 「本物」の建材には、何世代にも受け継がれ、愛される価値が本当にあるのです。それどころか、年月を経るほど魅力を増し、かけがえの無い1品となるのです。「本物づくし」の家の価値は言うまでもありません。 |
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★第12回 「ガーデニング」 イギリス人のガーデニング好きは有名ですが、今回はそこから少しアイデアを戴きましょう。イギリスで住宅街の小道を歩いているとあちこちで素敵な庭先に遭遇しますが、どの家にも共通しているのが、「住まい手が時間をかけて家と植物の両方に愛情をかけている様子」が強く伝わってくる点です。 たとえ大きな前庭が無くても、何年もかけて壁に這ったツタやバラも素敵ですし、道路からセットバックしたわずかな部分の植栽にも情熱が感じられます。写真の生け垣にも住まい手のユーモアと確固たるスタイルが感じられます。 |
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★第11回 「英国の色使い」 英国のインテリアを見た時、歴史ある深い味わいや独特の落ち着きを感じるのはなぜでしょうか。 その秘密の一つは、英国特有の「コクのあるスモーキーな色使い」にあります。 日本ではおよそ見かけない「赤や青、緑」色の壁も英国では一般的です。 「コクのあるスモーキーな赤・青・緑」には強烈な印象はなく、それどころか色の深みが空間に落ち着きと重厚感、そして安らぎを与えます。 もちろん、淡いピンクやイエローも「コクがあってスモーキー」です。 アンティーク家具の似合う空間はこうして生まれます。 どうぞご参考になさって下さい。 |
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